医事課職員は現在12名、外来係8名、入院係4名となっています。
医事課での主な業務は窓口業務と保険請求業務に分かれます。窓口業務とは外来診療での受付、診療録の搬出・搬送、会計業務、入院部門での会計業務などがあります。その他では、近来社会的問題になっている医療費の未収金管理などがあります。保険請求業務とは、1ヶ月分の診療行為を全てまとめ、レセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成して、審査支払機関を通して保険者への請求を行う業務です。医療機関の収入の大部分をこの業務により得ています。保険請求業務を行う上では健康保険法をはじめとする各種医療保険制度の知識を必要とします。さらには2年に1度診療報酬改定があり、それ以外でも平成20年4月1日施行の後期高齢者医療制度、肝炎インターフェロン助成事業の施行など、医療を取り巻く環境はここ数年来激変を続けており、医事課職員にはこのような世の中の動きに対応する必要があります。