薬局の人員構成は、常勤薬剤師4名と、クラーク2名の合わせて6名、平均年齢30歳と若いメンバーです。
現在も常勤薬剤師の人員不足は続いています。しかし、少ない人数だからこそ協力し合い、患者さんに対しよりよい医療をといろいろな工夫をし、他職種との連携を図っています。若くても失敗を恐れず、向上心を持ち、日々医療技術の向上を目指しています。
当院の薬局は、グループ病院の協力で成り立ってきました。
今まで業務応援に来てくださった病院は、湘南鎌倉、山形、余目、名古屋、松原、野崎、大和、千葉西、宇治、茅ヶ崎、札幌、札幌東、近江草津など、東北に限らず東日本から西日本に至るまで全国各地から来ていただいています。感謝の気持ちでいっぱいです。
以前の薬局業務は、ほとんどが手書きでの作業で、薬待ちをされる患者さんには迷惑をかけることもあったかと思います。しかし、平成18年11月に薬袋発行機の導入、平成19年11月にオーダリングの開始により、作業効率が上がりました。患者さんからも以前と比べて待ち時間が減ったという声をいただいております。これからも薬の待ち時間の短縮の工夫を図っていこうと考えています。
これからの目標は、当院で行っている訪問看護に「訪問薬剤指導」として参加することです。薬剤指導とは、服用している薬についてどのような効果があるのか、どのような副作用があるのかなど、薬の専門家である薬剤師が患者さんに説明する仕事です。訪問看護に同行して、患者さんや家族の方に薬の効果についてもっと知っていただけたらと考えています。準備が整えば「訪問薬剤指導」を行っていきたいと考えています。